住宅長期保証支援センターが提供する住宅診断サービスについて、サービス内容や費用、利用者の口コミ評判などをまとめました。
引用元:NPO法人 住宅長期保証支援センター公式サイト
http://www.hws.or.jp/
住宅長期保証支援センターは、関西を中心に全国の一級建築士事務所や工務店などが参画するNPO法人です。主な取り組みとして、参画している会員に対し住宅メンテナンス診断士の講習会などを実施。参画している各社が住宅診断をはじめ、住宅の寿命を延ばすための各種サポートを提供することを目的としています。
この会員各社が統一している住宅診断が、住まいのカルテ「住まいひょうか君(R)」です。住まいひょうか君(R)では、耐震性や快適性、環境への配慮などの5つの軸で家を評価。現状を確認することで、修繕やリフォームのアドバイスをしてくれます。
なお、点検内容や費用などについてサイト内には記載がありませんでしたので、入会を検討される際には各自問い合わせをしてからご利用願います。
住宅長期保証支援センターなど、評判の住宅診断会社を比較しました
信託の積立のサービスがある。これが他社にはない大きな特徴の1つになります。言葉通り、修繕するときに使うお金を積み立てるものです。
具体的には、修繕、買い換え、害虫駆除、定期点検費などに使うことができる積立預金です。
積立なので、つい「お金」ばかりに目がいってしまいますが、このサービスの凄いところは、対象となる戸建ての情報を事細かく管理しているということ。
例えば、建設会社が倒産してしまっても引き継いだ業者へ情報を完璧に渡すことができるということ。
一言で言えば、積立をしながらもメンテナンス情報を管理してくれるサービスです。
住宅診断を行った結果、リフォームが必要な場所があると指摘されたとします。
このとき、リフォーム業者を探すのは非常に面倒な作業になります。しかし、住宅長期保証支援センター・住まいひょうかくん(R)では、リフォーム業者を紹介してくれるため、この手間を省くことができます。
特筆したいのは、紹介する業者がただのリフォーム業者ではないということ。大阪府住宅リフォームマイスター制度の基準をクリアしている業者となっています。
利用者としは自治体のお墨付きになるわけですから安心してリフォームを依頼することができる大きなメリットを持っています。
住宅診断を受けたとしても、正直なところピンとこない場合も多いです。例えば、「もうそろそろ水回りのメンテナンスが必要です」と言われても、何を根拠に言っているか分かりません。
そこで住宅長期保証支援センターでは、このような診断情報を見える化しようと努力をしている状況です。
そして、この見える化の実現までこぎつけた業者なのです。具体的には、住まいの価値を数字で分かりやすく表現したものになります。
これが「住まいひょうか君(R)」です。劣化に耐えられる性能か?など6つの項目について5段階評価をして見える化を図っています。
「リフォームにどれくらいの費用が必要になるのか?」の部分が見える化されることが1つの実用例になります。例えば耐震性能を1段階分の評価を上げるために、どこをどれくらいリフォームをするとよいのか?という部分。
これがはっきりと判断ができるようになります。リフォーム場所がはっきりすれば、見積額が正確に出せることに繋がってきます。
見積額が正確に出せるのであれば、この額を基準値にすることができることに。
つまり、様々な業者にリフォームの見積りを依頼したとき、どの業者が高いのか?どの業者が安いのか?と判断をしやすくなります。この分かりやすさも、この業者の特徴であり強みです。
住まいひょうかくん(R)を上手く活用するためにスマホアプリも登場しました。その場で直ぐに家の評価状態を確認することができるという大きなメリットを持っています。
住まいひょうかくん(R)を使用している業者と、家主とのコミュニケーションツールにもなっています。
例えば、壁など何かしら劣化があれば、画像を撮影し専用アプリに登録すれば、その場で再評価もしてくれます。
リアルタイムで評価を更新することができるため、より正確なリフォームの計画を立てることができます。正確さの精度が上がれば、業者も家主もイメージしやすくなるのではないでしょうか。
住宅診断を基本としているため、建った家に対してサポートをすることができる特徴も持っています。最大の特徴は、これに加え住宅ローンに関してのサポートもしてくれること。いわゆる住宅ローンの健康診断をしてくれるサポートです。
他業者の場合は、このような「健康診断」をしてくれません。畑違いとなるため当然のことです。しかし、住宅長期保証支援センターでは、かなり細部に渡って相談に乗ってくれる業者。
返済が厳しいなら借り換えをして負担を軽くするお手伝いをしたりと。それもあってか、利用者の立場に近い関係でサポートしてくれます。これも大きな強みです。
点検内容 | ●屋根(塗装劣化、欠損、割れなど) ●外壁(ひび割れ、タイルのふくらみ、コンクリートの破裂など) ●基礎/外溝(ひび割れ、剥離、排水不良など) ●床下(漏水跡、シロアリ被害など) ●居室(雨漏り、結露によるシミ、建具開閉具合、傾きなど) ●設備(防犯設備、給排水設備など) |
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費用 | ●入会金(登録料):要問い合わせ ●会費・点検費用:要問い合わせ |
点検スパン | 要問い合わせ |
不具合発見時の 対応業者 |
工務店仲介または斡旋(紹介) |