ずっと住まう家だからこそ…頼んで安心の住宅診断 » 中古住宅購入のすすめ » 中古住宅の選び方

中古住宅の選び方

中古住宅

住宅選びについては、どうしても素人では分かり得ないことも多いです。

しかし、素人でもポイントが分かっていれば目視だけでチェックできる箇所もあります。

ここでは、中古住宅選びの際に、まず自分で確認しておきたい項目について説明します。

外回り

外壁・屋根

最も分かりやすいのは外壁のヒビ割れ、カビなどです。美観には問題があっても、現在は特に問題はない場合もあります。しかし、将来的に雨水がそこから入ってきてしまい、構造材を傷めてしまうこともあります。

屋根は形によっては注意が必要です。単純な形の屋根の場合、あまり問題はありませんが、複雑な形をした屋根ですと、谷になる部分ができ、そこに水が溜まり、雨漏れの原因になることも。また、古い建物の場合ですと非常に重い屋根材を使っていることもあります。

建物のかたち

建物のかたちはシンプルであればあるほど安定感が増し、耐震強度も高まりです。よって、木造住宅の場合、駐車場の上に2階がある、1階に大きな空間が設けられているといった場合は地震の際建物が歪んだり、柱が動いたりいった被害も考えられますので注意が必要です。

内部

2階部分の配置

2階の壁や柱が1階の柱や壁の上になっているかどうか、それは建物の強度的に重要なポイントです。特に2階の隅柱がそうなっていない場合、そこは建物全体の弱点となり得ますので、自信や台風などの際、大きなダメージを受けることも考えられます。

建具・床の品質

建物を見学する際は、建具を自分で開け閉めしてみることをお勧めします、建て付けが悪い場合は、柱ばかりではなく、建物全体が歪んでいることも考えられます。また床の歪みはビー玉を置いて転がるかどうかで確認できます。

設備関係

設備関係については特に水回りは重要。配管の割れ、水漏れ、結露の有無は必ず確認するようにしましょう。水道の配管工事のやり直しなどは費用がかなりかかりますので特に注意が必要です。

電気

電気の確認ではまず容量を確認しておくことをおすすめします。最近の住宅でしたら、様々な家電製品を同時につかってもブレーカーが落ちないよう設定されています。

しかし、古い建物の場合、それが不十分で複数の家電製品を同時に使った場合、ブレーカーが落ちてしまうことが。多くの家電製品を同時に使う過程の場合、20~30Aくらいの場合、足りないこともあり得ます。もちろん、電気がちゃんとつかえるかどうも確認しておきましょう。

点検口

床下、天井に点検口が設置されている場合は、確認するようにましょう。妙にカビの臭いがきつい、湿気がすごい場合は、建物の傷みもどんどん進むでしょうから注意が必要です。

中古住宅でも長期優良住宅にできる!

長期優良住宅の新制度が2018年からスタートし、それによって、中古住宅もリフォームによって認定を受けられるようになりました。必須なのはリフォームだけではなく、まずは専門家による住宅診断。

資格のあるホームインスペクターによって外回りから内部まで検査をしてもらい、どのようなリフォームが必要かを具体的に助言してもらう必要があります。

中古住宅への不安はプロの住宅診断で解消!

まずは自分の目で確認することも大切ですが、リフォームのことも考えて、中古住宅購入の際は、プロの確実な診断が必須といえます。

長い間、その家に住み続けたい場合は長期優良住宅することも視野にいれて検討する必要があるのです。

ページの先頭へ