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お住まいの地域で住宅診断会社を選ぶポイント

値段、オプション、定期診断、診断内容など、住宅診断を依頼する会社を選ぶ基準は人によってさまざまです。どの基準を優先するかは人によって異なります。しかし多くの人が基準として忘れがちになるのが、「建物が建っている地域」です。

ここでは、各地域で住宅診断(ホームインスペクション)をおこなっている会社の紹介と、住宅診断会社を選ぶポイントについて説明しています。確認していきましょう。

お住まいの地域で住宅診断をしている会社を探してみよう

それぞれの地域の住宅環境と、地域別の住宅診断会社をご紹介します。お住まいの地域で住宅診断会社を選ぶ際に、参考にしてみてください。

東京で住宅診断を実施している会社

人口が多く、物件の売買件数も多い東京。そのぶん住宅診断(ホームインスペクション)は浸透しており、物件売買に住宅診断を活用することも珍しくありません。

「物件売買を目的とした住宅診断」と「リフォームやリノベーションを目的とした住宅診断」の、両方に対応できる優れた住宅診断会社も多い印象です。だからといってどこの会社を選んでも正解というわけではありません。

新しい住宅診断会社の中には、スタッフのスキルも育っておらず、不動産や工務店などの人脈がまだ作られていない会社もあります。住宅診断会社を選ぶときは、実績などをきちんと確認することをおすすめします。

大阪で住宅診断を実施している会社

大阪は過去に阪神大震災に被災したこともあり、耐震診断を行うこともあります。自治体も民間会社も地震対策のリフォームなどに積極的です。大阪は住宅診断も積極的に取り組んでおり、住宅診断を行うNPO法人もあります。

地震に対する意識が高い地域なので、どの住宅診断会社も耐震診断はしっかりとおこなってくれるでしょう。

また、意外と大阪は日照時間が長い地域。そのため、断熱検査も併せて行ってくれる会社がおすすめです。断熱性の高さも不動産売買では有利に働く1つのポイントです。

愛知で住宅診断を実施している会社

大都市名古屋を抱える愛知県。住宅診断会社は、大きく分けて愛知県全域か名古屋市中心かに分けられます。住んでいるエリアに合わせて業者を選ぶのがおすすめです。

東海地域は、夏は気温・湿度ともに高く、冬は乾燥しがち。季節に合わせて快適に暮らせる家になっているか住宅診断で調べてもらいましょう。また、人工林率が全国4位ということで、木造住宅に暮らしている方も多いはず。木造に強い会社か、鉄骨・RC造に強い会社かといった視点での業者選びも重要になってくるかもしれません。愛知県内で住宅診断を行っている業者を紹介しています。

仙台で住宅診断を実施している会社

仙台で住宅診断を行っている業者を、ピックアップして紹介しています。東日本大震災の経験があるため、安全な家を望む方が多くいます。住居のリフォームや売却の前には、住宅診断を利用して、長く暮らせる住まいかどうかチェックしておきましょう。

仙台は、かつては四季を通して暮らしやすい気候と言われていました。しかし、現在はヒートアイランド現象で年々、夏の熱さが増しています。住宅診断を行う際は、耐熱・断熱構造についても、チェックしておきたいところです。ぜひ、当サイトでおすすめしている業者のなかから比較して選んでみてください。

千葉で住宅診断を実施している会社

このページでは、千葉で住宅診断を行っている会社を紹介しています。全国エリアをカバーする業者、関東エリアを中心にしている業者など、会社それぞれに特徴があります。住宅診断が当たり前になりつつある東京に近いこともあり、各社のサービスに注目です。国が認める業績がある会社、地域密着型でなんでも屋のように修理してくれる会社などさまざまです。

東日本大震災では、千葉も大きな不安につつまれました。住宅を建てる、暮らしていく、売却するといったステージの変化にあわせて住宅診断を利用して、安心材料を増やしていきましょう。

神奈川で住宅診断を実施している会社

年間を通して暖かい気候の神奈川県。冬でも過ごしやすいエリアです。そんな神奈川で住宅診断を行っている、おすすめの業者を紹介しています。確かな実績や公正なチェックといった項目で選びました。神奈川全域を対象としていたり、特定のエリアが対象だったりしますので、お住まいの地区に合わせて会社を選びましょう。また、金額だけでなく、サービスの内容もみておいてくださいね。

人気のエリアでは、不動産の売買もさかん。他の人と差を付けたいなら、まずは住宅診断で家に問題が無いか調べましょう。住宅診断会社によっては、修理や修繕まで請け負ってくれる場合もあります。

埼玉で住宅診断を実施している会社

東京に近い埼玉は、東京にある住宅診断会社がサービスのエリア内としていることが多いです。このため埼玉でサービスを提供している住宅診断会社も、経験豊富で優れている印象です。

雪も台風も少なく気候が安定している埼玉は、特別なオプション診断はあまり必要ありません。強いてあげるのであれば、雹が降るので、根の点検も入念に行ってくれる住宅診断会社がおすすめです。

またもともと日本の気候そのものが建物にとって過酷です。湿気・耐震の診断をしっかりと行ってくれる会社を選びましょう。

静岡で住宅診断を実施している会社

静岡の住宅診断会社を紹介しています。全国をカバーしている会社が多い印象ですが、静岡各市を中心にしている会社もあります。診断時に1級建築士が同行してくれる、診断後のアフターサービスが充実しているなど、それぞれ違ったサービスがあるので、自宅や売却物件に合った会社を探しましょう。

リフォームを考えている場合は、耐震や傷みはもちろんのこと、耐熱に関する診断も行ってくれるかをチェック。気候変動やヒートアイランド現象などにより、静岡の気温は上昇傾向にあります。リフォームを行う際は、耐熱機能が充分かどうかも見てもらうのがおすすめです。

名古屋で住宅診断を実施している会社

日本の真ん中にある名古屋。このページでは、名古屋を中心としている住宅診断会社を紹介しています。愛着を持って住み続けている我が家の健康診断として、住宅診断をしてみてはいかがでしょうか。住宅診断では、家の構造に問題が無いか、設備に不具合が無いかといったことを徹底的に調査。会社によっては修理してくれたり、施工会社との間に入って交渉してくれたりするところもあります。

住宅を売買する際にも住宅診断をして対策しておけば、余計なトラブルの防止にもつながります。これからも長く暮らしていきたい、より高額で家を売却したいと考えている方は、ぜひ住宅診断を利用してください。

和歌山で住宅診断を実施している会社

海と山に囲まれている和歌山。そのため、北と南では気候が違います。北部の気候は、年間を通して安定しているのが特徴。降雨量も少なめです。対して、南部は黒潮の影響で台風が来るとダメージを受けやすいと言います。降雨量も多めです。そのため、エリアによって住宅の特徴も変わってくるでしょう。

住宅診断では、家の特徴がきちんと活かされているかも結果から見えてきます。また、気候への対策が不十分かどうかもわかるでしょう。家のリフォームや増改築を行う前には、住宅診断で必要な工事や修繕がないかチェックするようにしてくださいね。

宮城で住宅診断を実施している会社

宮城県は、東北エリアの中では降雪量が少なめです。宮城県南部は、関東とさほど変わらない気候ともいわれています。快適に過ごせる家というのは、メンテナンスすることが必須。壁や床、天井裏、建具などの不具合が無いかを、住宅診断んで確かめましょう。定期的に診断してくれる会社や都度チェックしてくれる会社があるので、自分たちに合った業者を選べます。

宮城の住宅で特に気になるのは耐震ではないでしょうか。住宅診断では、そうした不安の原因もハッキリします。また、どんな修理が必要かも診断からわかるでしょう。不要な工事をしてしまう前に、家のプロにチェックしてもらうようにしましょう。

北海道で住宅診断を実施している会社

北海道を対象に住宅診断を行っている業者を紹介しています。北海道の全域をカバーしている会社もあれば、主要なエリアに絞っているところも。まずは、住宅診断を受けたい建物が対象エリアかどうか確かめてから、サービス内容で会社を絞っていくのがいいでしょう。戸建てのみ、マンションも可といった建物ごとに対応できるかも差があります。

北海道は、近年夏の気温が30度を超えることも増えてきました。寒さへの対策は万全でも、熱さ対策は改善の余地ありかもしれません。快適に暮らしていくためにも、定期的に住宅診断を受けましょう。

お住まいの地域の特徴を踏まえて住宅診断会社を選ぼう

建物が建っている地域は、住宅診断を依頼する会社を選ぶうえで、大切なポイントです。どうして大切になるのか詳しくご説明します。

地域ごとの気候が違うと住宅の劣化箇所が変わる?

国が縦長に長い日本は、さまざまな気候が味わえる国です。北の冬では多くの雪が降り、南の夏では台風が襲ってきます。

気候が変われば、当然ながら建物の劣化や故障しやすい箇所が変わります。地震が多い地域ならば耐震診断を綿密に行ってくれるところがよいですし、雹が多い地域ならば屋根点検に力を入れてくれる地域のほうがよいです。住宅診断はその土地の気候にあった診断を行ってくれる会社を選びましょう。

都市部か非都市部かでサポートに違いがある?

多くの人が依頼する住宅診断の目的は主に3つです。

  • 住んでいる住宅の修理が必要な部分を確認するため
  • 物件売買のトラブルを未然に防ぐために、物件に問題がないことの証明もかねて
  • リフォームやリノベーションの資金計画を立てるため

どんな目的があるにせよ、基本的には国交省が発表している住宅診断(ホームインスペクション)のガイドラインに則っているため、どの地域や会社でも、診断の内容はあまり変わりません。ただし都市部か非都市部かで、住宅診断のサポート内容に違いがある場合もあります。

都市部は中古物件の売買も活発ですから、前述した“物件売買のトラブルを未然に防ぐために、物件に問題がないことの証明もかねて“を目的とした住宅診断が多いです。不動産屋とのトラブルも見越して、弁護士対応も可能な住宅診断会社もあります。

逆に土地が安く、住宅は新築を建設することが多い非都市部は、“住んでいる住宅の修理が必要な部分を確認するため”“リフォームやリノベーションの資金計画を立てるため”を目的とした住宅診断が多いでしょう。中には工務店を仲介してくれる住宅診断会社もあります。

非都市部の“住んでいる住宅の修理が必要な部分を確認するため”を目的とした住宅診断が得意な会社は、不動産売買のサポートはあまり得意ではないでしょう。逆に都市部の“物件売買のトラブルを未然に防ぐために、物件に問題がないことの証明もかねて”を目的とした住宅診断が得意な会社は、リフォームにおすすめの地元の工務店への仲介などが苦手か、もしくは工務店などが住宅診断事業を兼ねる形で執り行っているケースが多いでしょう。

また、いずれも目的の違いから、基本的な検査項目は国交省のガイドラインに沿っていながらもオプションの検査項目を設けたり、オプションの検査項目を基点に修繕提案をしてくれる事業会社も存在します。このあたりは、地域の傾向性もあるようです。

地域の住宅診断会社が得意とすることと、自分のニーズが合わない場合は、思い切って他の地域の住宅診断会社へ依頼することも有りでしょう。

その地域の物件の売買が活発かで診断のスキルが分かる?

当然ながら、たくさん実績のある会社のほうが、経験豊富で住宅診断に慣れているといえます。

住宅診断会社の形式はさまざまです。NPO法人が暮らしやすい住宅を実現するために行っているところもあれば、専門の会社が優れたサービスを提供しているところもあります。自身の会社を知ってもらうために、工務店がサービスの一環として行っているところもあります。

住宅診断を専門としている会社であればサービスの質が高いことが分かりますが、問題は住宅診断をサービスの1つとして提供している会社です。住宅建築やリフォームなどがメインの会社は、どれだけ住宅診断に慣れているのか判断しづらいです。

その会社がどれだけ実績があるのかどうかは、サービスを提供している地域の物件売買の活発さを知れば見えてきます。

物件売買が活発であれば、住宅診断会社にもたくさんの依頼がきていることが想像できます。あまり活発でない場合は、経験豊富な住宅診断会社も少ないです。

ただし地域によっては物件売買が活発なのに住宅診断があまり行われていないという地域もあります。どれだけ「住宅診断」という言葉が浸透しているかも、判断基準の目安とするとよいでしょう。

売買があまり活発でない地域の物件の調査を依頼する場合、物件売買が活発な地域がサービス提供エリアに含まれている会社を選ぶか、もしくは全国にサービスを提供している会社を選ぶとよいでしょう。

住宅診断(ホームインスペクション)会社は地域を調べたうえで選ぼう

住宅診断会社選びで、地域を調査することが大切なポイントであることは伝わったかと思います。

地域ごとの確認をする際は、対象範囲はできるだけ小さくした方が良いでしょう。例えば東京でも、内陸側と海側では気候が変わります。縦に長く山も多い日本は、場所ごとの気候がかなり違います。あまり大きな範囲を調べずに、調べたい物件周囲の気候を調べたほうが効率がよいです。

また住宅診断会社がどのような地域にどういった内容のサービスを提供しているかも注目したほうがよいでしょう。対象としている物件次第で、住宅診断会社がどのような診断を得意としているか見えてきます。

自分のニーズと情報をうまく組み合わせて、目的にぴったりの住宅診断会社を見つけましょう。

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